2000年5月アーカイブ

 昨夜も4時前には寝てしまった。
 「寝たらあかん、あかん~」と弱気の自分に言い聞かせたが、
 身体が気合いについてこなかった。
 起きたら雨。
 原稿を書き始めたが、もう一つ気分が乗らない。
 窓の外をぼ~っと眺めて沈思黙考。
 トルコの死臭の混じった雨や タイ・ビルマ国境の雨に濡れる
 カレン難民のことが胸に迫ってくる。
 なんで、自分はここにいるんだろう、って。
 ふと、手元にあった、とあるワークショップの報告書を赤ペンを
 手に熟読し始めた。
 抑圧からの癒しという関連から、「自分の中に長い間刷り
 込まれている価値観を、もう一度なしにするプロセスが必要」
 という部分があった。
 まさに、私の写真「術」と重なるところだ。
 創刊2号目の写真雑誌からWebsite を紹介したいとの
 連絡あり。
 了解。
 大学の講義で話す内容をまとめなければ・・・。
 う、つらいな。

 明日は大阪自由学校写真講座の写真展初日。
 確認の電話あり。

 気分を落ち着けるための音楽を聴きながら、
 吉田敏浩氏の著作を読む。
 赤線を引いたり、書き込みをしたり、自分なりのカレンの
 取材記をまとめる足がかりとする。

 タイ・ビルマ国境のカレンから最新の戦闘状況が届いた。
 早速、カレンの情報ページ にアップをせねば。
 それにしても、自分がのほほん~んと時間を過ごしている
 間にも罪もない人が軍の暴力の犠牲となっているとは・・・。
 時間と地域を超えて非力な情念を送るしかない。

 朝9時過ぎ起床。
 昨日は早く眠ったのに、起きるのがつらいなんて・・・。
 気合いが入っていない証拠だ。
 10時過ぎ、撮影記者来宅。
 3人で健康的な?(遅い)朝食をとる。
 私はヨーグルトとトマト。

 今日の『神戸新聞』朝刊に、10段抜き(カラー紙面)で
 4月取材のビルマ・カレンルポをだした。
 やはり、あれくらい大きな紙面だと迫力が違う。
 早速、知り合いから、「見たよ~。ルポライターの顔が出て
 なかったんがよかった」という激励の E-Mail: をもらう。

 「パソコンにインストールしたファックスソフトがおかしい!!」
 「ヘルプ!!必要!!」の命あり。
 ほんとにおかしい。
 プリンタードライバーが誤作動しているのは分かるが、
 対処の仕方が分からない。
 ソフトをアンインストールし、 windows の system file
 の中から ini file 等も削除しtemp folder をきれいさっぱり
 にし、さらに スキャンディスク・デフラグをかけて、はい
 もう一度、ソフトのインストール。
 が、だめだ、うまくいかない。
 1時間近く悪戦苦闘するがだめ。
 なかなかつながらないソフトのサポートセンターにやっと
 つながり、 原因調査を依頼する。 
 「少々お待ち下さい」
 「♪~♪」
 「で、どうなんですか?」
 「少々お待ち下さい」
 「♪~♪」
 サポートセンターの担当者は自分の手に負いきれない
 トラブルのため、いちいち技術部に連絡を取っている。
 いい加減にして欲しい。
 「ちょっと、そちらからかけ直してくれますか・・・・」
 結局、トラブルの原因は分からず。
 2時間後、ソフトの製造メーカーから、「商品を送り返して
 ください。返金しますから」っていう「ファックス」が届いた。

 ようやく写真データーベースの料金リストのたたき台が
 できあがった。
 ほんと、「やっと」っていう感じ。

 来週東京出張のアポ2件。
 2年ぶりの東京だなぁ。

 昨日は一日楽をした。 今夜は頑張らねば。
 10時過ぎから、机に向かう。
 写真データベース用の料金表と貸し出し規定づくりを始める。
 これが結構大変。
 Website でのデジタルデータ用と一般のレンタルポジ用の
 2種類を作らなければならない。
 プリントアウトした基礎資料をひっくり返しているうちに
 朝になってしまった。
 30分ほど仮眠。

 友人から大学の講義で話をしてみないか?っていうお誘い
 あり。


 10時過ぎ、自宅にてインタビューと写真撮影を受ける。
 昼過ぎ、 頭痛がひどくなってきた。
 約2時間仮眠。
 起床後、 再びデータベース用の資料づくり。

 午後7時半から大隈さん宅に集合。
 写真家のFさん一家、中米専門家のK教授、新聞社の?さんが
 メンバー。
 いつもながとりとめのない楽しい話。
 ときに、有益な話もあり。 「 精神的に余裕を持って仕事を
 しなければ・・・。焦ってはだめだ」話の中からそんなことを
 思った。
 大隈氏は少々スレンダーになっていた。
 また、K教授の裏を少し知ってしまった。
 帰宅は1時過ぎ。
 睡眠不足が続いているので、さすがにグロッキー気味、(*_*)
 久しぶりに3時前に就寝。

 結局、原稿に手をつけることなく寝入ってしまった。
 ま、それもいいだろう。
 目を覚ます直前、久しぶりに夢を見た。
 面白いことに、その夢の内容をぼんやりと覚えている。
 これは珍しいことだ。
 
 いい天気だ。
 絶好のお掃除日より。
 太陽は強く照っているが、風も強い。
 潮風をプンとかぐ。
 布団とお気に入りのポロシャツを日に干す。
 4時半過ぎ、掃除終了。
 こんな日は家の中でくすぶっているのはもったいない。
 近くの喫茶店へぶらりぶらりと散歩。
 ビデオを借りる。
 アメリカ先住民族のことを絡めた内容。
 「ディア・ハンター」を作ったマイケル・チノミ監督だった
 から期待していたが、ちょっと期待はずれ。
 画面の構成がいまいち甘かったように思う。

 今日から日記の頁に写真のイメージをなくす。
 あれって結構しんどい。
 (また、機会を見計らって予定だが・・・ )

 久しぶりにのんびりした一日だった。
 たまには気分をゆるめても良いだろう。
 だが、明日から、再び自分との戦いの日々だ。
 ちょうど今日、喫茶店で読んだ『週刊朝日』(6・2)に
 オリバー・ストーンの独占インタビューが出ていた。

 「生きることは戦いなんだよ。愛の時間もある。しかし、
 私自身は戦う時間が一番長いだろう。人生に豊かさしか求め
 なければ、それはとてもむなしいことだと思う。・・・・・・」

 朝6時までファイルのバックアップ作業を続ける。
 何とかデータはCD8枚分におさまった。
 一息ついて、 正午過ぎまで睡眠。

 昼過ぎ起床。
 お気に入りのアナウンサーが出ているラジオ番組を1時間聴く。

 午後2時過ぎより掃除開始。 今日はちょっと念入りに掃除機を
 かける。
 気分転換のため、 仕事部屋の模様替えもする。
 5時半過ぎ掃除終了。 東急ハンズとジュンク堂へ出かける。

 さあ、仕事をする「環境」は整いはじめた。
 来週からの日程や仕事の段取りを考え始める。
 
 pic_grey.jpg
 この数日間、激しい雨が降り始めた。 雨期が近い。
 それに間に合うように家を建てる。UNHCRの保護のもと、
 新しく設営された難民キャンプ地域。
 難民としての暮らしも15年を越えた。


 いよいよ通常生活・・・夜明けまでの活動生活・・・に戻る。
 やはり朝起きるのがつらい。
 ちょっと気分転換をしようと、 朝食は近くのパン屋兼喫茶店に
 行く。
 朝の優しい光が大きな窓ガラス越しに入ってくる。
 あ~、96年に行ったニューヨークのダイナーを思い出す。
 大きなマグカップとフライドポテト。
 薄いコーヒー。
 大きな窓からは、汚れたニューヨークの街角を仕事場へ
 向かう人の群れ。
 時が止まっていた。
 一つ一つの場面がシャッターを切るように脳裏に刻まれて
 いた。
 「そうだ、この時の刻み方を記録するんだ 」
  そう感じた。
 しかし今、 同じように大きな窓から外を見てもあの感情は
 わいてこない。
 なぜだろうか・・・実生活に浸りきっているからか?
 緊張感がないからか?
 生活のテンポも臭いも違うからだろう。

 CD-R/RWのセットアップがうまくいかない。
 力を入れすぎてSCSIカードにつなげるケーブルピンを
 折ってしまった。
 すぐさまパソコンショップに走る。
 5000円近い出費や。
 何とかCD-R/RWをつなぎ、パソコンを使えるように
 セットアップする。
 今度は今まで使っていたSCSI機器が使えなくなって
 しまった。
 問題と考えられる原因をすべて取り除いたがそれでもだめ。
 いよいよ、メーカーのサポートセンターに電話する事にした。
 これで何とか解決すると思ったが、サポートセンターの担当者
 も原因が分からず・・・・・。
 結局、内蔵SCSI機器と外部接続のSCSI機器を使う
 場合、 電源を入れるたびに接続しなおさなければならない。
 ふぇ~。

 ビデオで「ディアハンター」を見る。
 ベトナム戦争を経験した人間の生き様を描いた映画。
 興奮と狂気。
 静寂と寂寥。
 経験した者でしか感じ得ない世界。
 前線に出ていた主人公が故郷に戻ってきたとき、 帰郷を歓迎
 する友人たちの出迎えを避け、一人ひっそりとモーテルに宿を
 取り、部屋の片隅で膝を抱えて考え込む。
 主義主張のために人を殺した。
 自分を守るために人を殺した。
 愛する人や国を守るために殺しに出かけていった。
 理由はどうであれ、生き残って帰ってきた。
 主人公は何を考えていたのか。
 私にはわからない。
 だが、どのように感じていたかは感じ取ることができる。
 わかる、わかる。
 そう、思った。

 夜、 データーのバックアップをCD-R/RWを使って
 始める。
 これまでスキャンでハードディスクにため込んだイメージデータ
 が約5G位ある。
 
 pic_grey.jpg
 
ビルマ軍の襲撃から逃れ、タイ領にたどり着いて2日目の
 カレンの人々。
 タイ政府によってビルマ領に追い返されるか、それとも既存の
 難民キャンプに行くことができるのか。
 運命は自分の手の届かないところにある。
 権利や義務という概念は国境の川に流されてしまった。


 昨夜は久しぶりに朝まで起きていた。
 それでも朝10時には起床。
 今朝の寝坊は許せる範囲だ。

 昼から大阪にて 「 くらげ氏 」 と待ち合わせ。
 中之島まつりを散策しながら、暖かい日差しの中をぶらぶら
 する。
 その後、 タイ・ビルマ国境で撮影したイメージを見て
 もらう。
 クラゲ氏の現在の撮影プロジェクトについて、少々アドバイス。
 また、写真と人生について講釈あり。
 しかし、今日はできるだけ聞き役に回る。

 CD-R/RWの調子はやはりよくない。
 なんとか対策をせねば。 ハードディスクが今にもパンク・・・。

 pic_grey.jpg 
 敵も味方も傷つく。 負傷した旦那の様子に呆然とする妻。
 乳飲み子を抱えて200Km離れた山奥の難民キャンプから
 やってきた。
 戦闘は52年目に入った。

 ハードディスクの容量がいよいよ少なくなってきた。
 たまらずパソコンショップにCD-R/RWを買いに走って
 しまった。
 が、内蔵ドライブの設定がうまくいかず、あたふたとする、
 悪いことは重なるもので、退避させていた別ドライブの
 ファイルを消去してしまった。
 結局、 軌道ドライブを初期化し、 ソフトとデータを
 再インストールする羽目になった。
 そのついでにその昔買ってあったビデオカードも取り付ける。
 約2倍のビデオメモリーとなった。
 ちょっとは作業がはかどるだろう。

 CD-R/RWドライブは取り付けることができたが、
 なんかおかしい。
 ドライブを認識しているのだが、書き込みソフトを立ち上げる
 とハングアップの嵐だ。
 今日一日、パソコンのハード機器の設定にあわてふためいた。
 
 pic_grey.jpg
 「写真を撮られているのを意識してないようだけど、動かない
 ように頼んだの?」。
 「いいや、あくまでも自然体。 ふわっと空気のような存在で
 シャッターをきるんや。それが醍醐味や」
 (撮影者 Y.I.)

2008年12月

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