2000年6月アーカイブ

 朝8時過ぎ、難民関係の仕事をしているT氏と待ち合わせ。
 
広~い東京駅の構内のため、T氏は方向を失う。
 4ヶ月ぶりに会うが、相変わらずハードなスケジュールみたい。
 約1時間話をした後、すぐに横浜の入管にいそいそと向か
 った。

 10時半、同じ場所でTV局に勤めているディレクター
 兼キャスターのN氏と待ち合わせ。
 E-Mail: では幾度となく連絡は取っていたが、直接会うのは
 約2年ぶり、2度目。
 私と共通の取材先を持っている。
 いろいろと愚痴のこぼしあいになったが、題材の特殊性から、
 仕方のないことだろう・・・。

 午後から、編集部へ出向く。
 今回は、同じビルの同じ階にある編集部を3つ渡り歩くので、
 身体的には楽だった。
 でも、結果からいうと、あんまり芳しい結果ではなかった。
 今日の結果から、戦略の練り直しと、写真発表の仕方や
 取材方法、取材相手、撮影手法等、いろいろと考え直さ
 なければならない
 ことを意識せざるを得なかった。
 今日の営業は、ちょっと中途半端だったなあ。

 午後6時半、商社を辞め、バンコクで出版活動に従事していた
 S氏と初顔合わせ。
 今後、東京での活動を本格的に始めるようだ。
 現在は、人的なネットワークづくりと企画のプロデュースを
 しているという。
 いろいろとためになる話を聞くことができた。

 帰りのバスまでに時間があったので、本屋をのぞく。
 たまたま手に取ったのが、 高木仁三郎著『市民科学者として
 生きる』だった(そういや、最近 Os氏も書評をアップして
 いたなあ)
 今日の仕事の結果で、ちょっと意気消沈していたが、
 そんな気分を軽く吹き飛ばす内容だ。
 なんか、偶然というにはあまりにも、できすぎた本だ。
 一気にページが進んだ。
 久しぶりに、赤線をばんばん引くような内容だ。
 行動することの重要さを、改めてたたき込まれた。
 繰り返し読むことになる本の一つになろう。
 少し頭を冷やして、QUOTE のセクションに色々と書き込みが
 できそうだ。

 10時起床。
 東京に持っていく写真の整理をし始める。
 3つの企画を整理しなければならない。
 1つはカメラ雑誌用。 2つは週刊誌用。
 なぜこの時期、この企画で、このイメージを発表するか、
 という必然性がないのか、企画の立て方にも一つ、ツッコミが
 ない。
 ポジフィルムを眺めているだけで、あっという間に数時間が
 たってしまった。
 結局、企画がまとまり始めたのは午後3時過ぎだった。
 そこから、ポジフィルムと格闘。
 自然・ルポもの、記録ものの3つ同時進行の編集だから、
 頭の中がごちゃごちゃになりかけた。
 何件か電話がかかってきたが、なんかぞんざいな受け答えを
 したような・・・。
 やっぱり集中して仕事をするときは、電話の線を引っこ抜いて
 おいた方がいいなあ。
 全ての準備が整ったのは、夜9時前。

 来週の取材のアポ取りが進まず。
 セミナーが満員。ああ残念。
 東京で行われる予定の、とある座談会出席の依頼メールが
 来る。

 夜9時半家を出る。ばたばたした一日だった。

<作業終了>

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 4時就寝。9時起床。
 5時間も眠りゃあ、元気になるわな。
 早速、作業開始。ゴールはもう目の前。
 ただひたすら机の前に座る。
 気分転換をしようにも、窓の外はうっとうしい雨。
 いやな雨だ。

 取材依頼の詳細がFAXで届く。 2ページ分の紙面取材。
 他の執筆者の顔ぶれを見て、「あ、しんでぇ」っと思った。
 最終ゲラがあがってくる。

 ビルマのイベント相談あり。
 写真展の会場探しはどうなったんだろう?

 日付が変わる前に、全体の作業がほぼ終了した。
 後はテキストの打ち込みと、キャプションを残すのみ。
 「ほっ」、と一息。

 明日から、また、挑戦の日々。

 

 朝5時就寝。
 8時起床。
 さすがに今日の寝起きはつらい。
 空はどんよりと曇り空。
 しかし、昨日の「励まし」もあることだし、中途半端は
 やめようと気合いを入れる。
 作業続行だ。

 雨が降るとの予報だったが、なかなか降ってこない。
 名刺の印刷代・・・請求いくらだったっけ??

 順調にいっていた作業、思わぬところで手間取る。

 出版社から取材依頼の電話あり。
 なんでも急な取材と掲載で、先週入稿した原稿と写真の
 エッセイの掲載が1ヶ月延びた。
 「急ぎなので、そちらを優先してくれないか」、と。
 ま、ここはいつものことだからもう慣れた。
 取材先は・・・お、お気軽な地元だ。

 昨日のサンドバッグの続きが E-Mail: でも来た。
 ふむ、ふむ・・・「救いようのないヤツ。つまらん性格。
 ほんまに自分勝手」
 ま、ここまで言われたら、気持ちがええわな。
 「何のしがらみもなく、自由に振る舞ってるけど、みんなが
 みんなそんな風にできるわけとちゃうねんで。好き勝手に
 できる人ばかりとちゃうで。
 したくてもできない人の身になってみ・・・。
 あんたみたいに強くがんばれる人ばっかりと
 ちゃうで」、って言われると、さすがに反省せざるを得ない。
 自分の立場からでしかものを考えない傾向に陥りがちなので、
 気をつけていたが、やはり、そうなっていたか。
 ついつい相手に自分の理想像を押しつけてしまっている。
 反省、反省。
 んでも、夢や理想を追い続けたりするのは、大切なことだと
 思う。
 時代に流され、思慮分別をつけながら変わっていく(それを
 成長というのだろうか?)のもいいけれど、やっぱり生活する
 ために生きているのとちゃうもんな。

 「ほんま、この20年近く、全くかわっとらんなぁ」、って
 呆れられたのは、嬉しいことだ。

 

 選挙の結果をラジオで聴きながら、朝まで作業。
 この国のこの程度の選挙。あまり多くを期待しない。
 最低限・最大限の権利(義務?)行使を果たすのみ。
 日本にいるときは今まで、選挙の投票に関しては皆勤賞。
 この自分のきまじめさにあきれてしまう。
 アナキスト&ペシミストの私らしくないこの行動。
 頭で考えていることと行動の一致しない、まさに見本って感じ。

 5時就寝。
 9時起床。
 ページの修正、ようやくアジアのセクション終了。
 ようやく先が見えてきた。
 あと一息。
 予定通り6月で終了しそうだ。

 東京でのアポ確認。
 ちょっと無理して、もう一件くらい予定を入れることができる
 かな?

 夕方から大学時代の友人2人とアジアンレストランにて会食。
 自分はというと、訳ありで飲み物のみ。
 かれこれ20年近いつきあいだからお互い好き勝手言える
 間柄。
 いやあ、今日はこの2人から一方的にビシバシと指摘された
 ・・・ 仕事のこと、人間関係、生き方、性のことなど、
 ほんと赤裸々に・・・。
 もう歯に衣着せぬ調子で言いたい放題されてしまった。
 一方的にサンドバッグ状態だ。
 反論もしたが、今では頑固になった淑女相手では、なかなか
 通じない。
 「自分勝手、冷たい、わがまま、カッコつけ、中途半端、
 本音を言わない、理性で処理しすぎ、完璧を目指しすぎ、
 ナルシスト、自分の意見だけ主張しすぎ、相手のことを考えて
 へん、いつまでたっても変わらへん(意固地?)、大げさ、
 考えが甘い、ホンマにしたいことしとん?・・・等々」
 うわ~、そこまで言うなぁっていうくらいに、とことんだった。
 それこそ10代後半の若者に戻ったかのように議論だった。
 最後に、「期待してるから、エール贈っとるんやでぇ」、と。
 ボロボロになるまで、いろんな角度から私の仕事と生き方を
 叩いておいて、よう言うわ。
 ま、でも、この年になって、そこまではっきりと言ってくれる
 とはありがたい。
 昨日のM氏みたいに刺激のある新しい出会いと、長年つき
 あってきた刺激のある(ありすぎる)旧友をもって、ま、とりあ
 えず。
 On the Road は On the right Truck ってとこかな。
 前向きに考えて、前向きに動かなきゃ、やってられんわ、
 いや、ホント。

 朝4時前後、知らないうちに椅子から崩れ落ち、机の下で
 寝てしまっていた。
 がんばりがきかなくなったなあ。
 それでも9時半起床。昨夜(今朝)からのやりかけの作業を
 続ける。

 12時、梅田で待ち合わせ。 ビルマ救援センターのN氏と
 氏の連れ合い。
 Burma Today の翻訳者H氏。
 それにビルマ国内の旅行から帰ってきたM氏とアジアン
 レストランで会食。
 Mさんとは初めての顔合わせ。
 このMさんの経歴は非常に興味深い。
 一見しておとなしそうだが、かなりエネルギーのある人の
 ようだ。
 本人の希望により、そのプロフィールを紹介できないのが
 残念なくらいの人。
 で、今回ビルマ旅行から帰ってきたばかり。今後は日本を
 拠点にして活動を始めたい、とか。
 几帳面な性格らしいM氏は、旅行記を母国語の英語の
 キャプション付きで、アルバム仕立ての報告書として
 まとめていた。
 う~ん、実にすばらしい。

 大阪からの帰り、突然の激しいにわか雨。
 ここ数日、天気予報が全くあたらへんぞ。

 衆議院選挙の投票に行ったあと、近くの喫茶店へ週刊誌
 チェックへ。

 夜、選挙速報を聞きながら作業。
 深夜にふと、手を止めて考えてしまう。
 なんでこんなにムキになるように頑張ってしまうんやろぅ。
 もっと手を抜いて、「まともな生活」を考えた方がええんと
 ちゃうか?、と。
 でも、今更無理やわな。とことん行ってしまわんと。
 それが本性やからな、と妙に自分で納得。

 昨日は言い過ぎたんかいな? でも、ちゃんと伝えたいと
 思ったら、正直に言わんとな。
 ほんでも、ちょいと、反省。


 今日も10時過ぎ起床。
 原稿の下書きを始めるが、 やはり気分がのらない。
 そろそろ焦りの境地に近づく。 音楽聞いて、集中力を高める。

 そろそろかな?っていう時に電話が鳴った。
 米国・コロラドのプー子からだった。
 「おお、久しぶり。元気やったかぁ。」
 現在、幸せいっぱいのプー子だ。 ちょい数年前までは悩み
 多き人だったのに。
 よく、徹夜で話をしたっけ。
 でも、今はすっきりって感じ。
 「あの日記はやばいよ。
 まともなんに書き直すからすぐはずしておくれえなぁ」。
 と、言うことで、一般に広報する前に Journal の KIKI の
 ページはいったん中断。
 とにかく、常識はずれのはちゃめちゃな日記を期待している。
 私も目をむく、そういう性格と行動の人だから。
 日記原稿が来るのが楽しみだ。

 夕方までに原稿を一つ仕上げることができた。
 次の1本に取りかかるが、文字数が少ないだけにまとめ
 にくい。
 6割方できあがったところで集中力が切れた。
 で、いそいそと夕食づくりに励む。 包丁を握っている間は、
 料理の手順だけに頭を使い、何も考えなくて済むからいい。

 今月12日(月)、三重県の伊勢の方に話をしに行く。
 そのときに、いっちょ面白いことをしてみようと、アホなことを
 思いついた。
 実現可能かどうか分からないけど、とりあえず、やってみよう。


<闘魂>

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 10時過ぎ起床。 昼過ぎまで E-Mail: のチェックと返信。
 午後から三宮へ。 文房具屋に立ち寄り、 注文していたA3
 ファイルをピックアップ。
 これでやっと次の企画を進めることができる。
 営業と企画と原稿書きと写真編集を同時にこなしていかなければ
 ならないから、とってもとっても大変だ(もっとも、仕事は
 なんでもたいへんだけど・・・)
 そういや今日、 鬼のR氏から激励のメッセージが来ていた。
 ----------------------
 > 人間何をやるにしても闘魂さえあればなんとかなります。
 > 猪木はそういってます。
 > また、なんでも100回練習すればできるようになります。
 > できない場合は、闘魂がたりないんです。
 ----------------------
 心温まる励ましだ。 ちぇ。

 散髪行って、スッキリとした頭になる。
 昨日、就寝中に右頬をひっかいてしまって。
 大きな傷ができている。
 「これで、ほんまに○~さんやな!」とこれまた否定できない
 事実を指摘される。
 ほんと、ダブルのスーツはその筋のもんに間違えられるから、
 絶対に着られへん。
 有効期限の残りが5日となったパスポートを持って、
 10年ものの申請に行く。
 これでやっと長期間使えるぞ。
 国境なんて、けっ、と思う自分だが、
 こればっかりは致し方ない。

 滞っていた掲載物のファイル綴じを進める。
 昨年10月から、自分の発表物をきちんと整理していなかった。
 これって、結構めんどくさいんだな。

 夕方6時から 神戸新開地の「アートビレッジセンター」で
 行われるレクチャーに出かける。
 ドイツの写真作家・編集者、ポーレ氏による 「写真表現に
 おける 創造的戦略 vol.2 」だ。
 なかなか、というか、ずいぶんと濃い内容だった。
 報道に携わるものにもいろいろとヒントになることがあった。
 ・アーティストが(講演等)で発表という形で提示できるものは
 3点ある。
 ・芸術概念の変化。
 ・伝統的な西欧の芸術に対する態度。
 ・脱中心化。
 ・(被写体という)対象よりも、それに向き合うクリエーターと
 の関係性を重視。
 ・表現の新しい可能性の模索(方法)
 ・作品を作りあげる課程でクリエーターの基準を作り上げる。
 ・ cliche に陥った場面や方法論を復活させるための独特な
 視点や方法。
 ・デジタルが表象するのは現実ではなく、プログラムの現実のみ。
 ・現代は、文学(芸術)よりもマイクロチップ(デジタル)に
 影響されている。
 ・写真のベクトルは過去を向いているが、さて、違うベクトルの
 可能性は?
 ・特定の世代の特定の生活感が地球を覆い、一般化している。
 ・創造性が花開いた時代-実生活から遊離して。
 ・(商業的)エンターテイメントが芸術を凌駕している時代。
 ・芸術とは社会の五感。
 ・芸術は体験(政治は行動、科学は?)
 う~、脳味噌が痛い。
 普段考えないことを考えると、
 眉間にしわが寄る。すると、よけいにやーさんになってしまう。

 そういや、5月分のWebsite のログ解析を見ると、ようやく
 1ヶ月で25万ヒットが出るようになった。
 次は1週間でこのくらいの数字になるようにならなければ・・・。
 ちなみに、全世界からのアクセスがある。
 今年アクセスがあった国を挙げてみると・・・アメリカ、
 タイ、カンボジア、フランス、カナダ、オーストラリア、
 台湾、ルクセンブルグ、英国、シンガポール、ベルギー、
 スエーデン、スイス、オーストリア、米国政府、米国軍、
 ニュージーランド、ノルウェー、コロンビア、ペルー、
 アルゼンチン、ウクライナ、ドイツ、アイルランド、イタリア、
 クロアチア、デンマーク、コスタリカ、オランダ、韓国、
 モンゴル、サウジアラビア、スペイン、フィリピン、イタリー、
 イスラエル、マレーシア (35カ国だ)
 やっぱり、写真は言葉を超えるなぁ。
 もっともっと写真のページを充実させたくなるなあ。


 今朝は、自分に負けることなく起きあがることができた。
 中米関係の情報が少なくなってきたと思ったら、今度は
 ビルマ関係の E-Mail: が増えてきた。
 最近ずっと、東京のアメリカ人(大学教師兼ジャーナリスト)と
 連絡を取り合っている。
 寝起きで頭の働かぬうちから英語を読んで返信するのは
 しんどいなぁ。
 でも、有益な情報を送ってくれるから返信を後回しには
 できない。
 掲載紙の発送準備、 名刺の追加、資料のまとめなど、
 雑用をしていると、あっという間に昼過ぎだ。

 午後一番でプリンターのカラーインクを買いにハーバーランドに
 行く。
 そのついでに『神戸新聞』に立ち寄り、 掲載紙面に使った
 ポジをピックアップ。
 担当の記者としばし写真談義。 今年から新人記者の
 写真訓練にデジカメが加わったとか。
 それも時代の流れだ。
 逆らうことはできぬ。
 しかし、どんなカメラであっても、所詮道具にしか過ぎない。
 写す人の視点がしっかりと定まっていなければ納得のいく
 イメージを捉えることはできない。

 パスポートの更新のため役所に行くが、時間が足らず、
 明日出直し。

 三宮から新快速に乗り込み、大阪に向かう。
 結構すいていた。
 補助席腰を下ろして、ふと前を見ると、「ドキ!」。
 どこかで見た顔だ。 心臓がドクンドクンと高鳴る。
 「まさか、 こんなところで会うとは。 人違いか? 」
 でも、何度か目が合って確信する。
 「間違いない。その人だ 」
  私のかつてのアイドルが斜め前方に座っているではないか。
 過去、女性の芸能人に興味を持ったのは数えるほどしかない。
 そのうちの一人が目の前に座っているのだ。
 ああ、齢を重ねてもかつての面影を持っている。
 冷たい目ときつそうな顔。
 で、何でここにいるんだろう。
 ま、そんなことはどうでもいい。
 もう芸能界を引退しているのにも関わらず、失礼なことに、
 じっと顔を凝視してしまった。
 向かいに座っているのはきっと旦那さんだろう。
 大阪に着いた。
 アイドルは向かいに座っていた旦那さんと連れだって降りた。
 その男性を見て、正しかった。
 いまは親方、かつては大関までつとめたお相撲さんだった
 から。

 大阪北区役所に足を運ぶ。
 今日から自由学校の写真講座の写真展が始まる。
 今日が搬入日で展覧会の初日だ。
 「写真の日」に写真展の初日を迎えるとは、ちょいとオツだ。
 大きく引き延ばして、マットに収め、ああやって展示してみると、
 見応えある。
 我ながら悦に入ってしまう。
 ゆっくりしたかったが次の予定があり、神戸にとんぼ返り。
 あ~、しんど。
 こんな綱渡りも 12日までだ。
 今を耐えよう。

 

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