異様に風邪が強い。部屋の中の貼り紙が飛んでいく。
窓を開けっ放しておけないほどだ。台風接近か?
その風のせいか、夜空はスッキリと晴れている。
対岸の六甲アイランドのビルの明かり、橋梁のライトが
きらきらと輝いている。
空を見上げると、降ってきそうな満天の星空。
思わずじ~んとする。
真東の空に燦然と輝く星を見つけた。
なんという名の星だろうか?こう言うとき、星座の一つでも
知っておいた方がよかったなあ、って思う。
ん? 名がなければ存在しないことになってしまう?
いや、名前が無くても、ありのままにそこに存在しとるのと
ちゃうか。
思わず、認識論の世界の深みにはまってしまう。
自己主張の激しい星や、と思いつつ、その美しさに負け、
カメラを三脚をセットしていた。コンパスでその星の方角
まで測ったぞ。
露出時間を30秒から1分に設定して、10枚近く撮る。
この時、感じたままを E-Mail: にて送る。
>今夜は風がきついです。
>ビュービューいってます。
>ふと外を見ると、普段は見えない星が爛々と輝いていました。
>丁度、真東の空に大きな星が自己主張していましたよん。
>今まで、靄や雲で気づきませんでした。
>それほど、明るく輝いていました。思わず写真を撮ってし
まいました。
> で、今、夜明け30分前です。風は強くなる一方です。
> 作業の気晴らしに、ふと空を見上げると、あちこちに
降ってきそうなくらいの
> 星が輝いています。
> なんか、心洗われました。
約1時間半、星を眺める贅沢な時間を過ごした・・・そんなん
しとる場合とちゃうのに。
明日の準備、準備や。
中米の写真、ビルマの写真、カレンの写真、簡単な順番に
プリントをそろえていく。
枚数が多いだけに、パニック状態。
2時半過ぎ、「う~ん E-Mail:」が 届く。
本当に1時間半ほど、ウンウン唸りながら、書いては消し、
書いては消しで返事を書いた。
ホンニ、人の命の尊さよ。
朝6時過ぎ、準備の70%くらいがやっと終わる。
ほっと、一息ついて、30分の仮眠。
7時過ぎ、バス停まで見送る。
さあ、最後追い込みや。ガラスフレームに写真を入れ、
写真の「見せ方」のサンプルを作る。
午後3時過ぎ、激しい雨が降り始める。
イヤな予感。
とりあえず、今夜は泊まりの予定だ、連絡 E-Mail: を数通
送信済みにしておく。
午後4時過ぎ、準備のすべてが終了(結局、写真一枚ずつ
のキャプションまでは準備できなかったから、ビルマ・カレンの
説明ボードを作成してごまかす)
再度30分仮眠し、 シャワーを浴びて京都に向けて家を出る。
イヤな予感が当たっていた。
久しぶりの、それも急な雨で道路が渋滞や。
地道で行くつもりだったが、そんなことしている時間的な
余裕がなくなった。吹田から名神高速にのる。
やわいレンタカーを160kmぐらいでとばす。ハンドルが
ぶれて怖かったなあ。
それでも「ほんやら洞」についたのは夜の8時半。
集合時間は夜の7時だったのに。
アムネスティ京都グループの面々、直さん、妙さん、Misaki
さん、NORIさんが応援に駆けつけてくれた。
感謝感謝。
大勢で準備をすると、あっという間に写真を張り終えることが
できた。
予想では深夜の1時~2時くらいまでかかると思っていただけ
に、うれしい誤算。
その日、帰ることができそうだ。
吉さんには寝床を確保してもらっていたのに、悪いことをした
なあ。
次の日のことを考えると、1日も早く帰って、身体を休めた
かった。
とりあえず、吉さんに確保してもらっていた場所に移動し、
4名で休憩しつつ雑談。 深夜、京都を後にする。
ふぅ~、切れ目のない、長い一日だった。
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