イラワジ川のほとりで一瞬、時間が止まるのどかな風景を
目にする。
「ああ、いいな」と感じつつ、同時に頭の中で警鐘の声が
谺する。
「旅人には心地よい風景も、そこに定住する人びとの生活
の中に立ち入ると、たちまち豹変する」
(中村哲『アフガニスタンの診療所から』)
そう、衣食住を汚れた川の水で賄い、一日の大半の時間を
洗濯についやす現実があるのだ。
観賞旅行ではないのだし。観照ならまだましだが。
< 観照旅行、なら >
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2010年8月
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