< 観照旅行、なら >

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 イラワジ川のほとりで一瞬、時間が止まるのどかな風景を
 目にする。
 fukei
 「ああ、いいな」と感じつつ、同時に頭の中で警鐘の声が
 谺する。
 
 「旅人には心地よい風景も、そこに定住する人びとの生活
  の中に立ち入ると、たちまち豹変する」
 (中村哲『アフガニスタンの診療所から』)

 そう、衣食住を汚れた川の水で賄い、一日の大半の時間を
 洗濯についやす現実があるのだ。

 観賞旅行ではないのだし。観照ならまだましだが。

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