< 鳥と猿を演じる >

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 伝統舞踊を教える学校に行く。校長センセに話を通す。
 
 -写真撮らしてください。
  「ダメです」

 またか。なんでダメなんだろ。政治とは全く関係ないのになあ。

 (通訳してくれた友人が耳元で囁いた)
  「どうやらネガティブキャンペーンに使われるのを怖がって
   いるみたい」

  -なんで?、
   どうやったら伝統舞踊の練習風景をネガティブキャンペーン
   に使えるの?
 
  「ほらね、建物も貧弱で粗末でしょ。そういうのを外国で紹介
  して欲しくないのだよ」

  -う~ん、そうなのか。

  しばし黙っったまま。練習風景を見続ける。
  
  (友人)「写真撮っていいって。ほら、早く、気が変わらない
  うちに写真撮っちゃえ」

 torisaru1 

 torisaru2

 torisaru3
 「これはね、『トリとサル』という踊りだと思うんだけど」

 この日は丁度、制作発表会に出場する代表者を選ぶ選考会
 だった。

 汗びっしょりになりながら、踊りを披露するビルマの若者の息吹
 に触れた感じだった。


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