グアテマラ・スピーキング・ツアーのお知らせ

| コメント(0) | トラックバック(0)

 grave-003.jpg
 
「連れあいを奪われたグアテマラ女性たちの会」(コナビグア)
 の元代表ロサリーナ・トゥユク(Rosalina Tuyuc)さんが、殺害
 されたお父さんを捜して発掘作業を続ける(2004年)
 
http://www.uzo.net/ca/guate/guate006/guate006.htm


 ****************************************
 ◎勇気を受け継ぐⅡ
 ~グアテマラ・マヤ先住民族女性ロサ・ペレス=トフさん

 スピーキング・ツアー(2008年10月12日~31日)のお知らせ


 前回、マヤ先住民族女性で「連れあいを奪われた
 グアテマラ女性たちの会」(コナビグア)のアナ・ペレスさんの
 スピーキング・ツアーから2年。今年、また、コナビグアから
 ひとりの女性がやってきます。

 中米グアテマラでの内戦が終わってから12年が経ちます。
 しかし、和平協定が守られない状況が続く中、グアテマラでも
 多くの若者たちが未来への閉塞感に苦しんでいます。
 そんな中、まずは自分たちが変わり、社会を変えようと活動して
 いるマヤ先住民族の女性たちがいます。
 2006年に続くコナビグア(連れ合いを奪われた女性たちの会)
 招聘第二弾は、28歳のロサ・ペレス=トフさんをお招きし、
 全国スピーキング・ツアーを行います。「勇気の継承」に
 ご参加ください。


 詳細は事務局の日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(レコム)の
 HP(
http://www.jca.apc.org/recom/speakingtour08.html)で
 ごらんいただけます。


 <コナビグアとは......>

 コナビグアはグアテマラ内戦中の1988年、軍による弾圧で
 連れあいを奪われた先住民族女性たちが中心になって組織した
 団体です。
 
 軍による人権侵害を国内外に訴え、強制徴兵に反対し、秘密墓地
 (政府軍に連行され、虐殺された人の埋まっている場所)の
 発掘などを進めました。内戦は1996年に終結しましたが、
 社会的不正義、貧富の格差、土地問題などは依然未解決のままで、
 女性や先住民族への差別も深刻です。
 
 コナビグアは、秘密墓地の発掘を継続し、農村部での女性の
 組織化を通じて先住民族女性の社会参加を推進しています。
 今年20周年を迎え、グアテマラ国内11県、400以上の
 コミュニティに1万人以上のメンバーを抱えています。

 今回招聘するのは、コナビグア共同代表のひとりで、
 少年プログラムの責任者の一人ロサ・ペレス・トフさんです。
 ロサさんはまだ28歳、コナビグアの次代を担う人材です。
 また、地域での同世代のプロモーター役も担ってきました。

 コナビグアの次代を担うロサさんに話をうかがうことにより、
 世代を超えて受け継がれるコナビグアの活動への理解を深めたいと
 思います。
 
 また、日本のロサさんと同世代の人々への情報発信をテーマに
 した企画にしたいとも考えています。同じ世代であるロサさんの
 活動を知ってもらうことで、日本の若い世代にも、深く共感を
 寄せていただき、交流が深まることを期待しています。


 <コナビグア招聘実行委員長 古谷桂信より>

 グアテマラの社会状況は"法律によらないアパルトヘイト政策"
 さながらであり、男性優位社会の中米にあって先住民族女性は
 幾重もの差別にさらされてきました。「社会的な活動をするなど
 ありえない」。
 そんな価値観が社会全体にはびこる中、声を上げる女性たちが
 現れました。

 「社会の変革は毎日の生活から。私たち自身を変えてゆくこと
 から始まる」というコナビグアの取り組みは、たくさんの若者が
 未来への閉塞感を語るこの日本でも私たちに勇気を与え、自らを
 変えていこうとする契機となり得るでしょう。
 また、グアテマラから遠く離れた日本の市民がコナビグアの
 活動に関心を抱き、集い、話を聞くことは、この若いロサさんを
 通じてコナビグアに勇気を届けてもらうことにもなります。

 ロサさんたちから生まれた勇気が日本に届き、さらに大きく
 広がってグアテマラに戻っていくことをツアーの目的としたいと
 考えています。


 <グアテマラの内戦>

 コロンブスの"新大陸発見"以来、南北アメリカの先住民族は
 500年以上にわたり、差別や弾圧にさらされ、貧困生活を
 強いられてきました。グアテマラでも、人口の過半数を占める
 マヤ先住民族が依然として過酷な状況に置かれています。
 
 1960年から96年まで続いた内戦では、マヤの人々が暮らす
 農村部は「ゲリラの温床」として政府軍の掃討作戦を受け、
 マヤに対するジェノサイド(大量虐殺)にエスカレート。
 80年代前半には400以上の農村共同体が地図上から
 "消滅"したと言われます。  

 和平後の国連主導の真相究明委員会の報告書によると、
 死者・行方不明者は20万人以上(9割が非戦闘員)、難民は
 15万人以上、国内避難民は150万~200万人。これらの大半が
 一般市民であるマヤの人々でした。
 
 和平協定は、真相究明委員会の設置のほか、「包括的人権協定」
 「難民・避難民の再定住協定」「先住民族のアイデンティティと
 権利に関する協定」「社会経済的側面と農業問題に関する協定」
 「文民権力の強化と民主体制における軍部の役割に関する協定」を
 含み、内戦の原因・背景となった不公正な土地問題の改革や、
 マヤの差別解消と権利回復、人権状況の改善など平和・民主化の
 推進が問われていますが、04年末の履行期限が過ぎてもほとんど
 実現されていません。
 
 グアテマラにとって、日本は95年から00年まで米国を上回る最大の
 援助国で、01年以降も米国に次ぐ2番目、05年には3番目の援助国。
 06年度までの実績は総額897億円に上り、和平協定の履行について
 一層の働きかけが求められています。<ツアー日程>まだ詳細の
 決まってない開催地や、直前の変更もあり得ますこと、ご了承ください。
 
 
http://www.jca.apc.org/recom/speakingtour08.html

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.uzo.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2626

コメントする

2010年8月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

アーカイブ

Twitter

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.02