2000年のある日、ビルマからタイ領にカレン人難民が大量に
逃げ込んできた。
タイの国境警備隊の目をかいくぐって、その現場に急いだ。
国際的に活動する医療援助NGOも素早く活動した。
だが、自由な取材はできず、制限がかかった。
が、その医療NGOに努めるカレン人がこっそりと部屋に入れてくれた。
これがその現状の一つです、撮してください、と。
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昨日(1月6日火)の『朝日新聞』の社説に目がとまった。
「難民受け入れ もっと門戸を開けよう」とあったからだ。
で、昨年から気になることがある。
このブログでも何度も書いたが、外務省の「ミャンマー」のページ
(あるいは難民のページ)から「ミャンマー難民情勢」がすっかり
消えているのだ。
後で確認したところ、たぶん2008年5月頃まで、このページーは
存在していた。
何故、消えたのか。
その最後の更新が「平成13年9月」という内容だからからか?
つまりは、この間、ビルマ(ミャンマー)の難民情勢について情報を
更新していなかったことになるからか。
或いは、都合の悪い情報があるからか?
判らない。
で、とりあえず、再掲しておく(→オリジナル)
http://blog.uzo.net/images/blog/2009/01_2009/mm.mht
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ミャンマー難民情勢
平成13年9月
1.概観
ミャンマーでは、政府の民族政策及び、経済的苦境を原因として
多くの難民が発生しています。ミャンマー東南部では少数民族である
カレン族と国軍の戦闘が続き、多くのカレン族難民がタイへ
流出しています。また同時にミャンマー国内タイ国境地域に
おいても、多くの国内避難民が存在していると見られます。
一方、ミャンマー西部、バングラデシュ国境から、ロヒンギャ難民と
呼ばれる人々が1991年から92年に大量に流出しました。
その後ミャンマーへの帰還が進んだものの、依然として
バングラデシュには約21,600人のロヒンギャ難民が存在し、また
約23万人の帰還民の再定住支援も重大な問題となっています。
2.難民発生の背景
(1) カレン難民の場合
ミャンマーは約135の民族からなる多民族国家であり、独立後、
国軍と一部の少数民族の間で戦闘が続いていました。1980年代
前半に国軍がカレン族居住地域に大攻勢をかけたことから、
大量のカレン難民の発生が始まりました。1992年に軍事政権は
少数民族武装勢力への攻撃を停止し多くの少数民族と停戦合意
したものの、カレン民族同盟(KNU)とは停戦合意できませんでした。
カレン族居住地域においては政府側による強制移住・強制労働が
行われている模様で、現在もタイとの国境付近には多数の人々が
避難生活をしており、今後もタイへの難民流出は続きそうです。
(2) ロヒンギャ難民の場合
旧英領時代に沢山のイスラム教徒たちが、ミャンマー西南部の
ラカイン州に移住しました。独立後、同国政府はこれらの人々を
自国の民族として認めず、移動の自由について一定の制限を
課しました。1978年3月に当時の社会主義政権が国境付近に
居住する不法移民を排除するためと称して、大規模な住民調査を
行った結果、22万5千人が処罰を恐れてバングラデシュへ避難
しました。その後、国際社会の支援により、また両国政府の合意も
あり、約18万人が帰還しました。しかし、1991年3月頃に再度
バングラデシュへ25万人の難民が流出し、一時難民数は25万人を
超えました。
3.周辺国の状況
タイ・バングラデシュに存在する難民数
タイ : 104600人
バングラデシュ : 21600人
(UNHCR GLOBAL REPORT2000より)
タイ:1984年に約9,500人のカレン難民が確認されたのを
皮切りに、以降17年間増加し続けています。2000年現在、
タイ国内に104,600人のカレン難民が存在します。キャンプ内の
高い出生率・新規到着者等によって、キャンプの環境悪化が
重大な問題となっています。
また、タイ国境にいる国内避難民も60万人近く存在すると言われ、
今後とも難民の流入は続くと見られます。
バングラデシュ:1992年からミャンマーへの難民の帰還が
始まり、UNHCRの活動もあって約23万人が本国へ帰還しました。
しかし、その後ミャンマー政府が難民受け入れに消極的な態度を
とったため、現在でも約2万2千人が2カ所の難民キャンプに残留して
います。
4.我が国のミャンマー難民への支援
我が国はUNHCR等の国際機関を通じてカレン難民・ロヒンギャ難民に
対する支援を行っています。カレン難民については、タイの難民
キャンプにおいてもUNHCRの活動が制限されているため、
我が国の援助も限られたものとなっています。ロヒンギャ難民支援
については最大のドナー国の一つとなっています。
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