ビルマ(ミャンマー)の部分だけ抜き出してみました。
岡田大臣会見記録(要旨)
《平成22年8月20日(金曜日)12時25分~ 於:本省会見室》
【主な項目】
○冒頭発言-(3)ミャンマー情勢について
(3)ミャンマー情勢について
【大臣】
3番目はミャンマー情勢について、この前の会見の日にミャンマーのことについて
十分触れることができなかったのですが、13日にミャンマー政府は総選挙を11月7日に
実施することを発表したわけであります。
この件に関して、ミャンマー政府がアウン・サン・スー・チー女史を含む政治犯の釈放を
行わないまま総選挙を実施するということであれば、我が国を含む国際社会がこれまで
求めてきた自由公正で開かれた総選挙の実施とは異なるものであり、遺憾であります。
引き続きアウン・サン・スー・チー女史を含む政治犯の早期釈放及び同女史との実質的
対話の速やかな実施などを通じて、すべての関係者を含む形での総選挙の実施を強く
求めるということであります。
なお、今、私(大臣)が申し上げた点につきましては、昨日、フラ・ミン在京ミャンマー大使を
通じ、今、申し上げた考え方をミャンマー政府に伝えたところであります。部長が大使に
伝えたということでございます。
○ミャンマー情勢
【朝日新聞 山尾記者】
冒頭仰ったミャンマーの総選挙の件ですが、総選挙が現状のまま実施された場合なのですが、
その選挙結果は認められるとお考えでしょうか。
【大臣】
選挙結果を認める、認めないという話と、それが開かれた公正な選挙だったかどうかというのは
別の話であります。
どの国も選挙そのものが全て無効であるというのはよほどの場合でないとそういう表現は
使われないというように思いますが、我々としては未だ時間もありますから、開かれた公正な
選挙が行われることを期待するわけであります。
あとは選挙が行われた結果、どういう選挙が行われたかを見て、我々の考え方をその時
判断するということだと思います。
ただ無効というのは、よほどのことがない限り他国が言うべき言葉ではないと思います。
【フリーランス 上出氏】
1990年のアウン・サン・スーチーさんが大勝利した選挙を取材したものです。
その頃建設的関与ということで、外務省は少し米国とは違う立場でやっていたのですが、
今回、最初言われた、国際的な要望には沿わない形でミャンマー政府がやっていると。
実際にどのようにそれを変えていくために何がやれるのか、何をしていかなければならないのか、
日本としての役割としてどういうように考えているか具体的に教えて頂ければと思います。
【大臣】
今までいろいろなことをやってまいりました。外相とも3回ですか、かなり時間を取って議論を
致しましたし、ミャンマーの首相が日本にお見えになった時にも、鳩山総理にもお話し頂き
ましたが、私も表敬をして、かなり長い時間、自由で開かれた選挙について様々意見交換を
させて頂いた訳であります。
あとは、大使を通じて日本の考え方というものも伝えて参りました。そういういろいろな努力
をしてきたにもかかわらず、全く顧みられない今回の発表については、先ほど申し上げたように、
大変遺憾なこと考えております。今後どういうことが出来るのか、もちろん大使館を通じて日本
政府の考え方を伝えて参りますが、それ以上にどういうことが出来るのかというと、
あまり出来る余地は少ないかもしれません。
しかし最後まで粘り強くやっていきたいというように思っております。

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