ジャーナリズムの最近のブログ記事


 「フォトジャーナリスト」 になりたいという人から問い合わせが
 来ることがある。
 また、「どうやったら、なれるのですか」との質問もある。

 ひどい場合は、新聞社(出版社)の就職に失敗したからフリーで
 やりたいというのもある。
 ・・・ 私はあえて、フリーの立場でこの仕事を続けているのを
 理解していないようだ(ま、協調性がないから 勤め人は無理
 というのもあるが)

 以下、2004年2月14日付の
「ジャーナル」に書いた日記を抜
 粋して返事に代えたい。

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 別件で同じような内容の問い合わせが入っていた。
 歴史は繰り返す(ちょっと大げさやな)というが、ほんまや。
 
 ずいぶん前、この日記でも書いたと思う。
 「簡単な問い合わせには応じません」、と。
 「自分で実際に動いてみて、それでもうまくいかなかったら、
 聞いてください」と書いたと思う。

 で、またここで同じ返事をすることにしよう。

 ウエブを読んでくれていると言うから、読んでくれるだろう。
 そうです、あなたのことです、TSさん、Oさん。

 フォトジャーナリストを目指している・ジャーナリストを目指し
 ている。それは分かりました。でも、なぜ目指しているのか、
 その動機すら書かないで、カメラや学校、発表方法、私の
 職業的動機、果てはフィルムカメラとデジタルカメラの
 どちらがいいですか?
 それを問い合わせてくる。

 それも、名前だけ書いて、全く自己紹介も何もナシで。
 
 以前、「フリーになろうか、会社に勤めようか迷っている」
 という 悩みを一方的に送りつけられたこともあります。
 
自分は具体的に動かずに、「どうしたらいいですか」と。

 
失敗せずに動こうという、果実だけを手に入れようと言う
 安易な考え。
 
 
 そういう問い合わせに、私がなぜ、答えなければならない
 のか。
 分からない。

 そんな人が今後、ジャーナリストと名乗るのも怖い。
 世の中、失敗した人だらけです。傷だらけの人が多いです。
 そんな人びとを対象としようとするのに、自分だけスイスイと
 世の中渡っていこうとする。

 うがった見方をすると、ジャーナリストとは、誰かを利用して、
 他人の不幸を利用して自己実現を目指すということもあり
 得ます。

 自分の生き方ばかりを考えていて、果たして他の人の苦痛や
 苦悩をちゃんと伝えることが出来るのやろうか。
 
 自分の取材や発表を優先して、もっとひどい場合には取材の
 苦労話をメインにして仕事をする人もいるのが現実かな。

 繰り返しになりますが、なぜ、この職業を目指すのか、
 問い合わせの一文にそのヒントでもあれば、私は喜んで
 返事をしたいと思います。
 
 でも、全くそれが感じられない。

 自分の聞きたい都合だけで、問い合わせてくる。
 自分は匿名性の隠れ蓑(名前だけ告げて・・・)

 まあ、私は、「来るの者拒まず、去る者追わず」ですから、
 仕方ないですけど。

 あと、自分より若い人(文面から推察するに)へ、自分が
 経験したことを伝えるという責任がどこかにあると思うから、
 こうやって書き綴りますけど・・・。

 まあ、見知らぬ人にメールを出すのも「ある程度」は勇気は
 要ります。しかし、もっと、問い合わせの内容とその方法を
 考えてください。
 もし、自分が見知らぬ人から、同じような内容のメールを
 もらったとしたら、どうしますか。

 「私は○○○になりたいです。つきましては、そのやり方を
 おしえてください」と。

 もしも、返事をもらおうと思ったら、相手を動かすような
 問い合わせ(書き方)をしてください。

 もし、本当にフォトジャーナリストになりたいなら、ニンゲンを
 相手にする仕事をしようとするなら、もっと考えてください。

 今、間違ってもあとで取り返しがつきます。その方がいい。

 ジャーナリストが対象とする主題は、今後数十年は無くなること
 ありません。間違って間違って、やっと30歳になってから
 スタートをするのも悪くない(私は仕事として29歳スタートです)
  50歳でも、60歳でもいい(まあ、若い方がいいけども)

 本来なら、読み流す問い合わせですが、これからを期待して
 答えたつもりです。

 <こんな質問なら「まだ」答えようがあります。実際に動いて
 いますからね。でも質問は、もっともっと具体的に。>
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 「先日、図書館(本屋)に行って、米国の写真学校関係
 の本を探しました。でも、たくさんあって、どれを選
 んだらいいのか分かりませんでした。とりあえず、何
 冊か手に入れて、毎日目を通しています。どういう基
 準で米国の学校を選びましたか。」
 
 「人の写真を撮りたくて、毎日カメラを持ち歩いている
  のですが、どうしても怖くて、人にカメラを向けるこ
  とができません。どうしたらいいのですか。」
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 まあ、そもそも、1回や2回、断られたからって引くようじゃあ、
 この仕事、続けられない。



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